香龍(コーロン)  アーユルヴェーダ・アドバイザー/スピリチュアル・キャリア 

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KAPHA カパ


カパは精神的にも肉体的にも最も最強なドーシャ。3つのドーシャの中で最も安定しているドーシャでもあり、バランスを崩しにくく病気の誘因になることはほとんどありません。激しい感情を抱いたり過激な行動をとることも滅多にない反面、ひとたび興奮するとなかなか収まらないのも特徴です。以下にまとめてみました参考にしてみてください。

【カパ(KAPHA)体質の特徴】

*体格・・・ふくよか
*皮膚の特徴・・・色白でしっとりしている
*髪・・・太くてしっとり
*眼・・・睫毛が長くぱっちり
*食欲・・・食欲は安定、食べるのはゆっくり
*好みの味覚・・・辛い、苦い、渋い
*口渇・・・あまり水は飲まない
*排泄・・・良好
*動作・・・重く、鈍い
*性格(長所)・・・落ち着いてゆったり、愛情深い、粘り強い
*性格(短所)・・・のん気
*信念・・・強い
*記憶力・・・鈍いが覚えたことは忘れない
*睡眠・・・深くて長い
*話し方・・・ゆっくりで単調
*経済状態・・・節約家で金持ち、食費にかける
*体質・・・湿気に弱い
*適する職業・・・看護師、調理師、建築家、カウンセラー、肉体労働者
*かかりやすい病気・・・アレルギー性鼻炎、気管支炎、喘息、関節炎、糖尿病

【カパの五感】

カパ体質の人は、刺激が五感のバランスを整えるカギとなります。

聴覚:テンポが速くて賑やかな音楽。踊ってみるのが良いですね。
触覚:絹の手袋かハーブのペーストを使って強くしっかりとマッサージ。
視覚:派手で明るいトロピカルカラー。鮮やかな赤、オレンジ、黄色、金色。
味覚:辛味、苦味、渋味。ブラックペッパー、クローブ、シナモン、粉末しょうが。
嗅覚:ユーカリ、シダー、ローズマリー、ジュニパー、カンファーなど刺激のある香り。
   これらのカパ・オイルを組み合わせたものはオルバスオイルといわれ、
   吸入剤として用いたり筋肉にすり込んで使います。

【カパを増加させる要因】

*眠りすぎ、昼寝の取りすぎ
*活発に身体を動かさない、精神的な刺激がない
*甘くて脂っこい食物 
*食べ過ぎ
*塩
*寒い雨の日

【カパのバランスがよいとき、悪いとき、バランスを保つ方】

カパのバランスが取れていると、集中力と充実感が得られます。しかしカパのバランスが崩れると、この特徴が悪いほうに働き、怠惰や鈍さ、欲深さに変わります。カパのバランスが悪いときの身体の特徴は、肥満、背中や関節の痛み、喘息、うっ血、無気力などです。カパ体質の人はできるだけ自立するように努めましょう。家の中だけでなく心や気持ちの整理もすれば、より充実した気分になり、身体も軽くなるはずです。定期的に激しい運動をすることも必要です。食べ過ぎや睡眠のとりすぎはよくありません。ベッドの中やテレビの前でいつまでもごろごろしていてもよくありません。鮮やかな色の服を着て、刺激的なアイデアを持つ友人と交流しましょう。
沢山の課題があるように思うかもしれませんが、きっと気持ちが充実し精神的な落ち着きも得られるはずです。

【カパ体質の人との会話】

カパ体質の人はゆっくりと慎重に話し、声には深みと豊かな抑揚があります。生まれつき穏やかで、人を引き立てるのに喜びを感じます。カパ体質の人には、熱心にいろいろなことを話しかけるとよい反応が返ってきます。カパ体質の人もあなたの会話で刺激を受けるからです。聞き上手で心がやさしいのであなたが泣きたいときはそっと胸を貸してくれるでしょう。


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